関東大震災がいつ来てもおかしくないと言われている日本。地震が起こる確率が一番低いと言われていた熊本県でも、2016年に熊本地震が起きてしまいました。
熊本地震に被災した友人は、2日間は何も食べられなかったと言っていました。
そして、避難所で食事の供給が始まっても高齢の方優先でおにぎりなどが供給されるので、菓子パンや総菜パンは食べられてもお米が食べられない状況が続いたそう。
そこで、数日間の非常食は常備しておいた方がいい、被災した時でもお米が食べられたらいいと考え、水やお湯で食べられるアルファ米に注目して実際に作って食べてみました。
価格や作り方、味などをお伝えします。
アルファ米って?
一度炊いたご飯を乾燥させたお米で、水やお湯を注いで一定時間待つだけで食べることができます。
賞味期限は製造日から5年ほどで、常温での長期保存が可能です。
値段は?
尾西の五目ごはん 1袋312円 アマゾン販売サイト
尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類 )3,780円 (1袋当たり315円) アマゾン販売サイト
作り方
①封を開ける。
②脱酸素剤とスプーンを取り出す。
③水かお湯を袋内側の注水線まで入れる。(160ml)
④よくかき混ぜる。
⑤袋のチャックを閉めて待つ
時間
お湯:15分
水:60分
たったこれだけ!簡単なのでお子さんでも作ることが出来ると思います。
さらに水があれば作ることができるので、ガスや電気が止まっても食べることができます。
それに、容器に入れたまま食べることができてスプーンも付いているので、食器も必要ありません。
味は?
被災したらお湯がない可能性が高いため、お湯と水で作ってみました。ちなみに、食べたのは五目ごはんです。
お湯
お湯を注いで15分待ちます。
開けたら五目ご飯の良い匂いがします。
食感は普通に炊いたお米よりは少し固めでぱさぱさしている印象。でも、味は五目ご飯の味がして美味しいです。
水
水を注いで60分待ちます。ちょっと長いですね。。。
色はお湯の時より薄い感じがします。匂いはお湯の時よりしません。
食感もお湯の時より固く、少しぱさぱさしている印象です。
味はお湯の時と変わりません。
やっぱり温かい方が美味しいとは思いましたが、想像していたよりも美味しく食べることができました。
冷たくて味がしっかりしているという点では、コンビニのおにぎりに近い印象です。
普段から率先して食べたいとは思いませんが、震災の時などでお米が食べられない時に食べると相当美味しいと感じると思います。
アルファ米は長期間保存できて水かお湯があれば食べることが出来るので、非常食にとしてとても優れています。
震災の時はただでさえストレスが多い状況なので、食べ物だけでも美味しいものが食べられるだけで随分気持ちが違うと思います。
簡単に食べられて、味も美味しいアルファ米。私も常備しておこうと思いました。
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