京都にある神護寺。友人が「崖の上からお皿を投げられるお寺で面白かったよ!」とおすすめしてくれたこともあり、一度行ってみたかったお寺です。
でも、アクセスが悪く行くのは中々大変。そこで、実際に行ったからこそ分かるアクセス方法や階段の段数、所要時間、かわらけ投げの方法などを写真を交えてお伝えします。
神護寺って?
高雄山の中腹にあり、世界遺産の高山寺からも徒歩圏内の場所にあるお寺です。
紅葉の名所であり、かわらけ投げが出来るお寺としても有名です。
国宝の鐘など仏教遺産が多く残され、数多くの国宝や文化財があります。
駐車場は?
神護寺には駐車場がありません。
ただ、調べてみると歩いて10分程のところに民間駐車場があるようです。
車以外でのアクセス方法は?
正直に言うと、アクセスは悪いです…。
1つ目の方法は、JR京都駅、地下鉄烏丸線京都駅からJRバス「高雄・京北線」に乗り、「山城高雄」で下車するというもの。私たちはこの方法で行きました!
スムーズに行くとバス停まで約50分で行く事ができます。私が行った時は、5月の紅葉のシーズンではなかったので道の渋滞もなく、予定通りの約50分で到着することができました。
また、阪急京都線烏丸駅、地下鉄烏丸線四条駅から市バス8号系統に乗り、「高雄」で下車という方法もあります。こちらは、スムーズに行くと約45分でバス停に着くことができます。
どちらのバス停も目と鼻の先にあるので、どちらのバス停からも神護寺まで歩いて20分程かかります。バス停のすぐ近くに看板が。
最初は階段ではなく、緩やかな下り坂が続いています。きちんと整備されていたので、歩きやすかったです。
もみじがたくさんあったので、紅葉の時期は一段と綺麗だろうねと話しながら、たくさんの自然に癒されつつハイキング気分で向かいます。
途中川があり、赤い橋と綺麗な自然のコントラストに癒されます。
そして、ここから階段の始まりです。ここからが中々大変…。ひたすら上りの階段が続きます。なんと400段ということ…。
20代の私達でも少し息切れしていたので、足腰が悪い方は少し難しいかもしれません。
ただ、4月には閉まっていましたが、紅葉の頃は開くであろうお店なども階段の途中にあったので、足腰に自信がある高齢の方なら、足元に気を付けながら、休み休み、ゆっくり行けば可能かもしれないという印象です。
交通手段が限られていて、バスに乗ってから50分かかり、最寄りのバス停から20分歩かなくてはいけない (400段の階段あり) というのは結構大変でした…。でも、それでも行く価値はあると思います!
神護寺に到着!
やっと神護寺に到着しました!頑張った分喜びもひとしおです。
かわらけ投げ
私たちの一番の目的はかわらけ投げ!すぐにかわらけなげが出来るのかと思いましたが、お寺の奥の方できるようです。地図や看板を見ながらしばらく歩いていくと…。
かわらけ売店がありました!ここは休憩所になっていて、抹茶やコーヒーなどを飲むことができます。
私たちもここで一休みして抹茶とあまざけをいただきます。
どちらも美しかったです。
そして、かわらけを購入。1組2枚100円で売られています。かわらけは手のひらより少し小さいサイズでした。
ちなみにかわらけ投げは厄除になります。
崖の上からかわらけを投げます!崖は、下が見えないくらいとても高い…。そして、かわらけを遠くに投げるのは意外と難しい…。
あまり綺麗に投げることはできませんでしたが、崖に向かってお皿を投げるなんて経験滅多にできません!投げるのは楽しかったし、投げた後はすっきりして気持ちよかったです。
お寺の見学
かわらけ投げをした後はお寺の見学。4月の土日でしたが、空いていて、ゆっくりと見て回ることができました。どれも厳かな雰囲気で、自然も豊かで雰囲気が良かったです。
金堂の中に入りましたが、中には金色の像がたくさん。入るだけで背筋が伸びるような厳かな雰囲気でした。
少し気後れしている私たちに、お坊さんは「近くで見てくださいね。」などと優しく声を掛けてくれました。
今まで観光地のお寺しか行ったことがなく、今までは正直に言うとそんなにお寺に興味がなかったのですが、こんなお寺もあるんだ!色々なお寺を見て回りたい!と初めて強く思いました。
かわらけ投げももちろん楽しかったですが、それ以上にお寺に感動した私たち。
アクセスは少し不便ですが、その不便さ故に、厳かな雰囲気が残っているんだと思います。よくある観光地のお寺ではなくて、これからこんなお寺を探して行ってみたい!と強く思いました。
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